ハイブリッド型緊急司令船への応用

2020年4月29日、中国が独自に設計・建造した初の海上危険物緊急司令船「深海01」が広州で無事就航しました。同船は、ハイブリッド型エンジンにリチウムイオン電池を搭載した中国初の海上公共サービス船です。「深海01」は深圳港の安全な運営を保証するために、深圳海域での安全指導、燃油流出の監視、大気監視、緊急対応などを行います。


当社のリチウムイオン電池システムを搭載した「深海01」の就航は、当社の船舶用動力電池システムの記念すべき最初の成功例となりました。


いち早く認証取得へ 


2020年4月、当社はトラクションバッテリー企業としては中国で初めて、中国船級協会(CCS)が課した最新のテストガイドライン「純電池動力船舶検査ガイドライン」に基づいた認証・認可(バッテリーセル、バッテリーパック、バッテリー管理システムを含む)を受けました。

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CATL CCS型式承認証明書

注:2019年12月に中国船級協会(CCS)が公式に発布した「純電池動力船舶検査ガイドライン」は、電気船用リチウム電池のテストに関する国内初のガイドラインです。このガイドラインは、「太陽光発電システムおよびLFP電池システムのテスト用ガイドライン」に代わるものです。すべての船舶用動力リチウム電池はCCSによる船舶級試験を受ける前にガイドラインの要件を満たし、認証を取得する必要があります。

抜群の安全性と信頼性


船舶の電化では、複雑な環境への対応が課題です。電池の安全性と信頼性については厳しい要件が課されていますが、当社の電池はこれらを完全に満たしています。 

セルからシステムに至るまで、当社は全方位から製品の安全性と信頼性を保証します。セルにおいては、各セルにセル温度を監視し高温アラームを作動できる温度センサーを搭載しています。システムレベルでは、CATLのバッテリーシステムは3層BMSを採用しており、マルチブランチ設計によってシステムの電圧と電力量に柔軟に対応します。1つのブランチが故障した場合、他のブランチの正常な動作を保証するために故障したブランチを切断することができます。当社が採用する、保護等級IP67以上のバッテリーパックは、水蒸気、塩害、粉塵などによる安全上のリスクを効果的に回避します。CATLの 製品はその高度な技術により、広く市場で受け入れられています。


CATLは船舶の電化における強力なリーダーです

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2019
長江内陸水路
「海巡12909」
長江流域で初のバッテリー電力公共サービス船


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2019
新疆ウイグル自治区の湖
「観魚」
新疆のカナスで初のバッテリー式観光船


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2020
蘇州内陸水路
蘇州古城の観光リバークルーズ
蘇州における電力クルーズデモ船


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2020
深セン沿岸水域
「深海01」
中国初の電気とガソリンのハイブリッド型緊急司令船


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2020
深圳沿岸水域
「深センの海上観光」
世界初の電気・ガソリン併用大型沿岸観光クルーズ船

近々当社のバッテリーシステムを搭載した豪華クルーズや科学探検船も登場する予定です。当社は船舶の完全電化を模索するために、これからもより多くのパートナーと協力していきます。


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